やりたいことを明確にする前に『やりたくないこと』を明確にする!
これはめちゃくちゃ重要なことです。
日本最高峰のマーケターでありコンサルタントである神田昌典さんの著書『非常識な成功法則』にもここが書かれています!
『やりたいことは何ですか?』と聞かれることはあっても『やりたくないことは?』と聞かれた経験って意外と少ないと思う。
自分の気持ちに正直に、綺麗ごと一切なしに、やりたくないことを書き出してみるのはいかがですか?
これだけは耐えられない!と感じることから順番に紙に書いてみましょう

人それぞれ違いはありますが、
- これだけは絶対耐えられない!!
- マジで無理!!絶対無理!!
- お金貰ってもやりたくない!!
こう感じることって誰にでもあると思います。
やりたくないことを明確にするためのたった1つのコツは、自分の気持ちに対して正直になることです!
小学生のように純粋な心で〝遊びたいから宿題やりたくねー〟くらいの素直な気持ちを自分の中から呼び起こしましょう。
ちなみに私が絶対にやりたくないことは、
これ無理リスト
- 用件も分からない、友人でもない、そんな人からの〝とりあえず会いましょう〟
- 時間の区切りなくダラダラと話し続ける人の相手をすること(大切な人は大歓迎)
- アクションを起こしていないのにあれこれ意見してくる人と関わること
- 毎日ひたすら同じことを繰り返すだけの単純作業
ほんの一例ではありますがこんな具合です。
さて、あなたにとって『これだけは耐えられない!』『絶対に嫌!』だと感じることは何でしょうか?
自分の気持ちに正直に、制限なく、自由に、考えてみましょう!!
今は仕方なくやっているけど『本当はやりたくないこと』を紙に書きましょう

やりたくないけど色々な事情もあって今すぐにはやめられないことってありますね。
育児をしながらの料理とかめっちゃ嫌ですし、汚くなってきた家の掃除も嫌ですし。。
会社員時代であれば、手柄を横取りする上司の言うことを聞くのが本当に苦痛でしたし。。
ありませんか??
本当はやりたくない、嫌だけど仕方なくやらざるを得ない状況。
そういったこともね〝まぁこんなもんか〟と慣れて麻痺してしまうと危険なのです!
『本当は嫌、やりたくない!』という気持ちを抱えていることにさえ気づかなくなり、自分の本当の気持ちが分からなくなってしまう危険性が。。
これって怖いことだと思いませんか??
自分の気持ちが分かっていない状態で『成功者の話』を聞いたりして、本当は望んでいないことを『やりたいこと』だと勘違いして進んでしまったら?
その先は悲劇ですよ、間違いなく!
仮に経済的に成功したとしても、常に大きなストレスを抱えて生活することになるでしょうし、人間関係も良好なものを築くことは難しいと思います。
だからこそ、ここでも自分の気持ちに正直に書き出してみましょうね。
『やりたくないこと』を反転させると『やりたいこと』に気付く

光と影があるように、コインの裏と表があるように、やりたくないことを反転させると見えてきます!
やりたくないことに対して素直になったからこそ見えてくる『本当にやりたいこと』。
私の例を反転させてみますが、
- 用件も分からず会うのは嫌
⇒ テーマを決めて会うことに徹する、その分の時間を大切な人に使う - 時間の区切りがないのが嫌
⇒ エンドを決めるというルールを何事にも当てはめる - あれこれと根拠もない意見をしてくる人とは距離を取って外すことができる
- 毎日同じことの繰り返し、という選択をしなければいい
人それぞれ、反転させることで色々な答えが出てくると思います。
やりたくないと感じることも、やりたいことも、誰一人として同じなんてことはあり得ません。
似ている部分はあっても、100%同じというのは不可能です、1人の人間ですから。
自分の人生の主人公は、紛れもなく自分自身です。
その大切な人生を、
『自分の本当の気持ちを蔑ろにして生きる』のか?
『自分の気持ちに素直になって生きる』のか?
とてつもなく大きな差になります。
やりたいことを知るためにもまずは、やりたくないことを明確にする。
このとても大切な教えをあなたも実践して、充実した人生を歩んでいただければ嬉しく思います。