起業するにあたって、お金はあらゆる場面において必要となります。
どれだけあっても多すぎることはない、お金があるに越したことはないです。
しかしながら、スモールビジネスを考えているあなたは、自由に使えるお金が莫大にある状況ではないと思います。
仮に余裕があったとしても、間違った使い方をは避けたいところ。
大切なポイントは大きく分けると5つ。
しっかり使うべきところと、抑えるところを分けて、無駄な使い方をゼロにしましょう!
今回は、「スモールビジネス開始に向けたお金の使い方」をお伝えしますよ!
高額な設備投資は避けよう!
スタート段階からの大きな設備投資は避けることが無難です!
覚悟と捉えることもできますが、敢えてリスクを冒す必要がないのでは?と感じます。
いくつか例と、代替案を挙げていきますので、あなたも極力ゼロにできる方法を考えてみましょう。
- いきなり仕事専用のオフィスを借りる
⇒ 自宅の一室やカフェを使おう! - ハイスペックで高額なパソコンを購入
⇒ 今あるパソコンで十分足りるのでは? - 綺麗なWEBサイト制作に100万円近く投資
⇒ シンプルなサイトなら少額、無料サービスの活用も - 月々の支払いが高額な機材
⇒ それなしでも出来る方法はひとつもない?
私の知る限り、スモールビジネスの超初期の頃に(人によってはまだ始まってもいない時期から)高額な設備投資をした人は殆どが廃業しているか、支払いに追われて困窮しています。
スモールビジネスといえど、お金はかかります。
集客を見据えた広告などに投資することは勿論、生活費だって必要ですから。
何より危険だと思うのは、設備投資をすることで「ビジネスのスタートラインに立った」と勘違いしてしまうこと。
気持ちは分かります。専用のオフィス借りたくなりますし、機材も揃えたくなる!
そんな時こそ、一度立ち止まって自問自答してみましょう。
『それって本当に、必要??』
その接待交際費、本当に必要ですか?
スモールビジネスでの起業を志す人、スタートアップ間もない人の場合、接待交際費はゼロでも良いと私は思います。
人との関わりが大切だ!という意見もあるかと思いますが、この時期じゃなくていい。
もう少し先でも良いのでは?というのが私の意見です。
実際に私自身は、会社員をやりながら副業をしていた段階で、接待交際費という名の出費はゼロでした。
そんな暇があったら、
- 自分自身のスキルアップのために時間を使う
- 商品、サービスを磨くことに力を入れる
- 未来のお客様が何を望んでいるのか、真剣に考え、そしてリサーチする
- 心身を万全な状態にするため、積極的な休息を取る
これらの分野に時間とお金をつぎ込みましょう!
先にビジネスで成功している人との食事は生産的ですが、こういった場合は結構ご馳走してくれたりしますし。笑
まだこれからという者同士での食事って、接待交際費ではなくて、ただの浪費。
自分自身を磨き、少しずつレベルが上がっていけば、その時点のレベルに合った人間関係は自然と構築されるものですよ!
抑えられる費用を抑える努力をしよう
無駄な出費を見直すのにも良きタイミング。
無駄に高いスマホ料金や、意味のない保険料などもあるでしょうが、もっと細かく!
小さなお金の動きに対してシビアに考えることは、スタートアップ前後の時期にとって大切なポイントです。
・格安スマホは沢山ある。最適なプランに変更してコスト削減できないか?
・まさかコンビニで飲料など購入していませんよね?割高ですよ!
・小食はおススメ!脳も冴えてコストも抑えられて一石二鳥!
・生命保険や医療保険、必要のないオプションに加入していない?
・スマホの契約プランも、不要なオプションを解約しよう
・お酒は必要な席以外飲まない!翌日まで引きずるようでは時間とお金の両方を失います
・自分へのご褒美もほどほどに!満たすことは大切ですが、甘やかすことはNG
他にもどんどん出てくると思います。
ひとつひとつは小さなコストかもしれませんが、積み重なれば結構な金額になると思います。
それらを、広告費への投資だったり、自分自身のスキルアップに投資することができたらどうですか?
必要なものには投資するけれど、必要のないものには一切お金をかけない意識。
ある程度事業が軌道に乗ってからも、大切な習慣として必ず活きてくるはずです!
『浪費』はせず、『消費』は抑えられる努力をし、『投資』へと回す。
その意識を持って過ごしましょう。
まとめ
- 高額な設備投資をすることは避けよう
- 今ある環境、今ある物では本当にダメなのか、見つめ直してみる
- 設備投資そのものを避ける方法はないか
- 基本的に接待交際費は要らない
- 交流が大切と感じたら自問自答してみる『その交流は本当に意味がある?』
- 接待交際関係にお金を使ってリターンある?かを考える
- 小さなコストでも抑えられるコストを抑える努力をする
- ひとつひとつが積み重なることでかなりの金額になる
- それらを広告費や自己投資に回すことができたらどうなるか考える
- 浪費は徹底的に避ける
- 消費は抑えられることを意識する
- 投資に回す