『あなたの目標、夢は何ですか??』
『優先度の高いものから1分スピーチしてください!』
こう聞かれて即答できるでしょうか??
短期的もしくは中期的な目標、長期的な夢があると自分で思っている人でさえ、このように聞かれて迷いなく答えられる人はかなり少ないのが現実です。
そして、目標や夢が明確であるか否かによって、今後の人生の質が大きく変わります!!
成功者と呼ばれる人たちは皆、目標や夢を紙に書いていますから、私たちもこのような良き習慣は見習うべきものですね。
行き先の分からない旅を卒業しましょう
目標が明確でない、長期的な夢(ビジョン)がない、そんな状態で日々を過ごすのは行き先の分からない旅をしているようなもの。
北海道に旅行したいなら北海道を目指すのは当たり前。
とりあえず北方面へ向かう、なんてことはしないですよね。
人生における目標もこれと同じで、行き先(どうなりたいか)を決めることが大切です!
今でこそあらゆることを紙に書いていますが、私自身も以前は目標を紙に書くという習慣とは全く無縁でした。
目標もない会社員時代は
- なんとなーく、怠いな~と思いながら毎日出社する
- とりあえず周りよりも優秀ではありたいから〝上司に評価される〟ためのスキルを学んでみる
- 終業時刻を過ぎてもやることがなくて、パチンコに行ったり、延々とテレビを見たり
- 目の前にある〝チャンス〟にさえ全く気付くことなく毎日が過ぎていく
こんな状態だったなと思い返してます。
心の底から満たされることはなかったですし、将来に対して漠然とした不安や退屈感がありました。
でもね、色々なキッカケがあって途中で変わることができたわけです。
1つの大きな出来事は、神田昌典さんの著書『非常識な成功法則』を読んで、目標を書くことの重要性を知ったこと。
2つ目に、身の回りにいる成功者や活き活きとしている人は目標が明確であったこと。
3つ目に、会社に在籍していたあらゆる〝役職〟の人たちに質問をしてみたこと。
ちなみに、役職者で即答してくれたのは当時の社長ただ一人。
他の人は皆フリーズするか、毎日を過ごすだけで精一杯か、もう既に諦めているか、でした。。
社長だけは目の奥に輝きがあり、発する言葉一つ一つにも重みがあり、全てにおいて責任を取るという覚悟を醸し出していたなと、よく分かった出来事です。
目標や夢がない、つまりは行先が決まっていない!!
これってかなりヤバい!
ずっと今の延長線上として、無気力な毎日が続いてしまう。
そんな状態で年齢だけを重ねていったらどうなってしまうんだろう。。
毎日退屈そうで、発することは愚痴ばかりで、表情にも歩く姿にも覇気がない。
『そうなりたくない!』と、気付いてから変わることができました。
成功している人や、目標を持ってキラキラしている人と同じように、目標や夢を即答できるくらい明確にすれば良いじゃないか。
行先が明確になれば、そこに向かって突き進んでいく活力になるし、人生楽しくなる!!
そう気づいて目標を書き出すようになってからは、それまでの日常が幻想だったかのように、ガラガラと大きな音を立てながら人生が動いていきました。
書いて、毎日眺めて、イメージして、持ち歩くだけ!
達成したい目標、叶えたい夢、やりたいこと、挑戦したいこと。
まずはこうした内容を紙に書きだしましょう!!
今の段階ではやり方なんて一切分からなくて良いんですよね。
そもそも『やり方』がこと細かに分かっているとしたら実行は簡単ですし、経験したことがないのに『やり方』が全て分かるっておかしなことです。
高校3年生の頃を思い出してほしいのですが、18歳を迎えた頃『○○という車に乗って夜中に出かける!!』とか想像しませんでしたか??
私はいつも妄想していましたし、自分で運転して出かけることが楽しみで仕方ありませんでした。
ところが『車を運転する方法』なんてのはサッパリ分からないわけですね。(ましてやミッション。。エンストするわ、仮免の試験にさえ落ちるわ、、、最初は苦労しました。。笑)
やり方が一切分からない状態でも『自分で車を運転して出かける』という明確なビジョンがあるから、自動車学校に入るという選択がすぐに見つかりますね。
そこで、運転の技法という『やり方』を学ぶことができます。
自動車学校に通っている頃の思いというのは、運転の技法を学びたいわけじゃないですよね。
『自分で運転して出かけたい』という情熱ですよね♪
目標や夢を達成するための『やり方』が分かるか分からないかなんてのは、紙に書く段階ではどうでも良いわけです。
自動車学校のように『やり方』を学べる場所や環境、メンター、書籍など。
行き先(ビジョン)が明確になっていれば自然といくらでも見つかりますから!!
自分の気持ちに素直になって、その思いを紙に書きだしてみましょう。
『その他大勢』から一気に抜け出せる
私の体感ベースですが、
- 夢や目標もなく、なんとなーく生きている人は全体の50%くらい
- なんとかしたいという思いだけで、何もしない変わらない人が全体の30%くらい
- 明確な夢や目標はないけれど、求められるスキルを学んでいる〝意識高い系〟が10%くらい
- 明確な夢や目標を持っている人は10%未満
- その中でも、紙に書きだしている人は更にその半分以下
そして成功者と呼ばれる人たちや、今はまだ成功していなくても人生をとても楽しんでいる人はほぼ例外なく、明確な目標や夢を持っています!
『ただ紙に書く』という行為に過ぎないかもしれませんが、この行為だけでも全体の5~10%に入れるとしたら凄くないですか??
上手くいきたいのであれば、上手くいっている人の真似をすることが一番の近道。
上手くいっている人たちが取り入れている習慣を無視することは大きな損ですよね!!
現実は直ぐに変わるわけではありませんが、目標を紙に書くという行為をするだけで、この部分では『その他大勢』から抜けていますよ。
いずれもっと大きな舞台で『その他大勢』から抜きんでるための第一歩として、紙に書くという習慣を実践してみませんか??
半年後、1年後、その効果の大きさにとても驚くと思いますよ!